檻からの解放

先日、特別養護老人ホームの往診に行き、檻に閉じ込められた患者さんを救出しました(比喩表現です)。

動きの環境、学習の環境、環境としての看護師と介助者。
いろんな問題があります。

動画にしました。御覧ください。
一回で学習が完了するはずはありません。
これからの毎日の生活で患者さんは学習をつづけ、動きが改善するでしょう。

この動画には、怒りがたくさん隠れています。
患者さんの変化に気づかない介助者、自分の処方した薬の合併症に気づかない医者、環境の重要性に気づかない諸々の人々。
そして、最後に「言葉だけでわかったつもりになって、自分でやらずにデキる人を褒めそやす人々」

このムービーは、実践する人のために、患者さんの了解を得て公開しています。