認識論のページで示したイラストに「言語による思考」と「意識」を書き加えました。
ここで、感覚から知覚へのプロセスで、記憶からの「加工」は意識下の働きです。
このプロセスを経ずに、「感覚」から直接、「知覚」へ行く経路があります。
黄色の矢印で示しました。
この「知覚」が認識されて、言語化されると「わかる」と表現されます。
内言となって意識されます。
「言語」により意識の中に「意味」が作られます。
「知覚」から直接意識に働きかける経路では、認識されず内言にもならず、ただ「感じ」として意識されます。
ここが「非言語」です。
言語なしに「意味」が作られます。
上に述べた2つの意識への経路が、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の違いです。
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