「内言論」からの仮説(これは私の試論です。保証しません)
自分の中にある「意識を行動にあらわす」ときは、「内言の学習」の逆経路にはなりません。
「体の感覚」のページに書いた氷山仮説を使って上に示しました。
意識して行なう行動は、「外言にできる行動」です。
これは内言にできる意識から出ます。この行動は自覚できます。
しかし、無意識と「内言にできない意識」から「外言にできない行動」が出ています。
「体の緊張状態」がその典型です(「神経と筋肉の生理学」のページを参照)。
「体の感覚」が磨かれると、体験から「外言」を得やすくなります。
それが「内言」になり、「自分が緊張させている」ことを内言化できるようになります。
つまり自覚できるようになります。
「自分が何をしているのか」を分かるようになること、これが「自己の存在感」のもとです。
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