神経と筋肉の 生理学

 
 センサリーアウェアネス、アレクサンダー・テクニーク、フェルデンクライス・メソッド、いずれのワークでも、ゆっくり、穏やかに、なめらかに動くことが大切です

 しかし、わかっていても思ったように動けません。

 多くの人が、「自分は体が固いから、・・・」とか、「わたしは運動神経が鈍いから・・・」と言います。

 しかし、「体が固い」とは、どういう意味なのでしょう?

 筋肉がこるのは、どうしてなのでしょう?

 「運動神経が鈍い」のは、なぜなのでしょう?

 以上の問題を考える前に、筋肉と神経についての生理学の知識を学習しましょう。

 筋肉が動き出す前の緊張の程度を、「筋トーヌス」と呼びます

 「体中に力が入っている」といわれるときは、筋トーヌスが高まっているときです。

 というわけで、「筋トーヌスはどのように高まるのか?」、「なぜ、筋トーヌスがあるのか?」について解説します。

 最初は取っつきにくいですが、わかってきます。