ここまで読み進むうちに、体が固まったかもしれません。深呼吸してください。
どのように深呼吸したでしょうか?
肩、頭、おなかを動かしませんでしたか?
ときには、下肢も動かしたかもしれません。
もし、そのようにしたのなら、あなたはすでに知っているのです。
呼吸は「体全体の動き」で行います。
学校の生理学では、呼吸は胸郭の動きで生じると教えられるます。
しかし、人間が生きているときには、体全体で呼吸しています。
頭、上肢、腰椎、下肢の「動き」が呼吸を助けます。
ときには邪魔します。
深呼吸について、面白いことがあります。
普段は、このアニメーションのように深呼吸していませんか?
小学校に入り、体育で深呼吸を教わります。
上肢を頭の上にあげて伸ばし、顎をあげて、口を大きく開き、深呼吸するように教わります。
「犬、あっち行け」という放送局のラジオ体操で長年、そのように指導しています。
でも、ちょっとやり方を変えると違う感じがするかもしれません。