コミュニケーションに使う感覚

 さて、ここで「認識論」のところで示した図を再掲します。

 解説の文章を付けておきます。

 再確認しておいてください。

 ここから、コミュニケーションを2人以上で作るシステムのインタラクションとしてみます。
 
 Aの筋肉の変化=「違い」はBのシステムに、「外側から力」をかけます。

 「力」はエネルギー
です。

 Bのシステムを変形させます。

 Bのシステムが変形すると、その変形により内部に「力」が生じます

 この「力」が受容体を力学的に変化させます。

 つまり、ちょっと前の状態とは「違い」が生じます

 これが、感覚に伝わる「情報」です

 Aの中の『違い』はBのシステムの中に、直接には入っていません

 「生きているシステム」は、情報について閉じていて、エネルギーについて開いています。

 情報はそのままでは伝わりません。

 エネルギーの「違い」として伝えられます。
  

 「認識論」では、筋肉で解説しました。

 コミュニケーションを「非言語」まで拡張すれば、すべての感覚をコミュニケーションに使えますから、次のページのようになります。