どうやって思考しているか?

 ただし、思考のためには内言が必要なのではありません。
抽象的思考のために内言が必要なのです。

 「人間は考える葦である」という文章を読んで理解するには、「内言」が必要です。

 
「人間」、「考える」、「葦」という言葉に対する抽象的理解が必要だからです。

 「思考」についての実験をしてみましょう。


右手でおなかをさすりながら、左手で頭をたたいてください。 ただし、この文章を読んでから、 10秒後にしてください。

 では、 10秒経ったら、目を開けて次のページへどうぞ。