経験からの学習
 「幼児は自分の出した声に対する周囲の大人の反応によって、自分の出した声の意味を知ります。

 つまり、
外言は「経験」から学習されます。

 
外言から内言を習得します。

 内言を習得してから、抽象的思考ができるようになります。


 結局、
抽象的思考の基礎は、「感覚による体験」で学習することになります。

 経験の中から、「外言」が作られ、「外言」から「内言」が作られ、「内言」をつかえるようになってから、抽象的思考、言語記憶による思考をできるようになります。

 外国語の習得に当てはめてみましょう。

外国語の会話学校に行くと、ネイティブ・スピーカーと話しながら、「英語で考えなさい」と指導されます。

 何を目的にしているかがわかるでしょ?