刺激反応理論Valid HTML 4.01!
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 この「パブロフの犬」の後に、スキナーが「オペラント学習(オペラント条件付け)」というのを発表しました。

 箱の中にネズミをいれて、ネズミがレバーを押すと餌が出るようにしました。

 ネズミは餌という「ご褒美」がほしくて、レバーを押すことを学習するというのです。

 オペラント学習付けとは、「行動の動機を学習させること」です。

 スキナー箱と呼ばれます。

 「条件付けられた反射」と「オペラント学習」が、学習のモデルになりました。

 「学習は行動の変容で測定できる」と考えられました。


 このようにして、アメリカで流行したのが、刺激-反応理論です。

 刺激Stimulation と、反応 Response の頭文字をとって、SR主義とも言われます。

 「刺激を与えると反応することで、行動が変わる。学習は行動の変容である」というのです。

 行動主義と言われます。

 「わかっているなら、やりなさい」とか、「うまくできないっていうことは、わかっていないからだ」と言うのを聞いたことがあるでしょう。

 これが行動主義理論の教育です。

S →人間→R

 行動主義では、教育の成果は行動の変化を計量することで判定します。

 
刺激から反応までの間に、学習者の中で何が起こったかは問題にしません。

 SR主義では心の存在は問いません。

 行動主義に基づけば、結果を出しやすいくなります。
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