1946年には永年の弟子であったLisa Ullmannとともに、Art of Movement をマンチェスターに開きました。 このUllmannとラバンが1950年に本を書きました。

 The mastery of Movement (動きの熟達 Northcote House Publisher Ltd)です。

 1958年にラバンは亡くなりました。

 1973年にLisa Ullmann が引退し、1975年にArt of Movement は、Laban Centre for Movement and Danceと改名しました。
 


 ラバンはそれまでの経験主体だったダンスに、記録や分析という科学的な手法を取り込み、ダンスを自らの哲学を表現する芸術に高めることを教えました。

 こうして、ルドルフ・フォン・ラバンは、現代舞踊の創始者と呼ばれるようになりました。

 ラバンの、「時間、空間、重さ、なめらかさ」についてのEffort graph の考え方は、介助にも役立ちます。

 それがキネステティクの概念「時間、空間、力」に影響しています。