1940年代には、仕事の動きの分析や記載のために、effort graph という図式を開発しました。
そして、人間の動きとリズムを使い、仕事を快適に行なうことを指導するLaban-Lawrence Industrial Rhythmを創設しました。
そこで仕事に対する動きのリズムの研究に基づき、仕事の分析、職員の能力の評価、配置、選択、トレーニングの指導をしました。
このeffort graph に「Time 時間、Space 空間、 Weight 重さ」が取り入れられています。
さらに、「Flow なめらかさ」が加わります。
この4つの因子が、人の動きを分析するのに大切なのです。
「時間、空間、重さ、なめらかさ」についてはつぎのページで解説します。
1947年にLawrence とともにEffort: Economy in body movement(力:体の動きの経済 Plays Inc) を出版しました。
この本はダンスではなく、仕事を楽に効率よくすることについて書かれています。
屈強な男性が力を入れて持ち上げて運んでいたものを、ロープをかけてリズムをとって振り子の原理で運ぶようにしたら、女性一人でもできるようになったことなどが実例を挙げた語られます。
現代のエルゴノミクス(作業工学・人間工学)と同じことを考えています。
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