まえおき | |
キネステティクでは、機能から解剖を考えます。 「前面と後面」の全体的なことについては、「前面と後面」のページで解説してあります。 キネステティクは、感覚を使って体を観察します。 ですから、一人一人の体の違いにより、キネステティクの理解は違うかもしれません。 ここでは、私が自分の体を観察してキネステティクの考え方を自分の体に適用したときに、前面と後面がどうなっているかを解説します。 ですから、ここに書くことは、フランクやレニーが教えていることとは違います。 いろいろな見方をできることが、能力の高さです。 |
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キネステティクを活用するということは、自分の生活に自由に取り込めることです。 これ以後のページを読む前に、「感じる解剖」のページを読んでください。 特に「足について」は読んでください。 「キネステティク 健康増進と人の動き」の82ページに「スパイラルな筋肉の構成」のイラストが載っています。 足のところを見ると、左のようになっています。 間違い探しのようです。 右足と左足で、「後面」と「前面」の境が違います。 足の「後面」と「前面」の境界はどうなっているのでしょう? このようなことを自分の体で体験して、発見すると能力が高まります。 このページ以後で、重さを支える機能を考えます。 それを元に、足の「後面」と「前面」の機能を果たしている部分がどこかを見て、「足の後面」と「足の前面」の詳しい地図を作ります。 その後で、足の前面と後面を参考にしながら、「手の後面」を探してみます。 「手の後面」がわかれば、「手の前面」もわかるでしょう。 このプロセスを参考にして、あなた自身の「体の地図」を作ることができるかもしれません。 この「体の地図」を作ることは、アレクサンダー・テクニーク教師のコナブルさんが提唱していることです。 途中でロルフィングの教師であるマイヤーズの考え方も入ってきます。 ですから、ここで展開する考え方は、キネステティクにとどまりません。 個人的な「分化したもの」と考えてください。 |
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