某月某日 人間ドックの問診と結果説明の場で
さあさん(以下、さ) 「左膝の痛みは飲んでいる薬の副作用ではないと思います。
体重が90キロですから、これは女性の膝には大変な負担です。
左膝を優しく使ってください。
そして、食事に注意して、体重を減らすようにした方がよいです。
糖尿病として食事指導を受けていますね。そのときの指導を思い出してください。」
受診者(以下、受) 「でも、整形外科のドクターは、この膝はもうトシだからといいます。
それにたいして、食べていないんですよ。」
さ 「多くの人は、『食べていない』と言います。
でも、その意味するところは、『自分が食べたいだけは食べていない』です。
あなたの体が必要とする量よりおおいのです。
ちょっと、そちらの診察台に寝てください。・・・
痛いのは、左膝でしたね。
それでは、左の足を楽に曲げ伸ばししてください。
・・・
今、何をしていますか?」
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