手と足の筋肉
 筋肉の付き方を見ても似ています。

 手がものをつかめるのは、親指とほかの指では筋肉の付き方が違うからです。

 足のオヤユビもほかの趾と筋肉の付き方が違います。

 足の裏や趾は、手のひらや指と同じように使えるものです。

 ただ、多くの人はものこごろついたときから、足を支えるためのものとして教わります。

 手のように使えるかもしれない足を一塊として扱うのは、人間の本性ではなく、学習の結果かもしれません。


 子供ならちょっと練習すれば、足で絵を描けます(左の写真はDrawing Powerの中の一部です)。

 生まれながらに上肢のない人は、足や趾で身の回りのことを行います。