足で地球をつかむ


 手を使って、ものを「つかめる」のなら、足を使って「地球をつかむ」ことができるかもしれません。

 多くの人が、「地球の上を歩いている」と思っています。

 「人間が地球の上に乗っている」と思っています。

 でも、ニュートンが発見した万有引力の法則は、「地球と人間が引きつけあっている」と教えます。

 さらに人間も地球も宇宙の中にあるのです。

 そうしたら、「人間は地球を足で動かしている」と考えることもできます。

 ただし、地球の方が大きいので見かけ上は人間が移動しているように見えるのです。

 「自分が足の裏で地球をつかんで、動かしている」と思って歩いてください。

 ウエストや背中が楽になり、気持ちよく歩けませんか?


 もし、自分が進むより速く地球が後ろに転がっていると感じるのなら、自分が地球を動かせる速さ以上に速く動かそうとしているのかもしれません。