自分の体を感じてみましょう

良く読んで、やってみましょう。簡単ですが・・・


 まず、目を閉じて、楽に立ちます。

 体をチェックします。頭、頸、肩、肘、手、指、胸、背中、腰、股関節、膝、足首、足の裏が、「どんな感じか」を確かめます。
 頭のすぐ下の筋肉の力を抜きます。

 頭が自然に前に下がってきます。頭が動いたら、頸の力を抜いていきます。

 第1頸椎から第7頸椎まで、順次、一つずつ、意識しながら、力を抜いていきます。

 意外に肩に力が入っていたりします。
 頸椎の力を抜いたら、胸椎の力を抜いていきます。

 頸椎と同じく、第1胸椎から第12胸椎まで、一つずつ意識しながら力を抜いていきます。

 両肩の力が抜けていると、腕は地球に引かれます。
 腰椎の力も同じように抜いていきます。力を入れて手を下げてはいけません。

 柔軟体操ではありません。

 手の下がる距離は問題にしません。

 体のチェックをします。

 頸の後ろ、背中、大腿の前後、肩に注意を向けると、力が入っていることに気づくかもしれません。

 植物が芽を出すときを、想像してください。

 地面から水を吸い込んで、体が伸びていきます。

 足、膝、股関節、骨盤、腰椎、胸椎、頸椎、頭と順番に起きていきます。

 力はいりません。ただ、積み上がっていきます。

 肩に力を入れる必要はありません。
 最後に、頭が頸椎の上に「乗ります。」
 両手の中指をまっすぐに伸ばします。

 そらせないで、まっすぐにします。
 両手を扇子を開くようにいっぱいに開きます。

 「両腕は翼だ」と思ってください。
 ゆっくりと、翼を両側にいっぱいに開きます。

 自分の手が届く「世界」が広がるかもしれません。
両腕を両脇に静かに下ろし、両手を閉じて、ゆっくりと目を開けます。

「世界」はどのように見えますか?

呼吸はどのように変わったでしょう?

頸、背中、腰、肩はどうなっているでしょう?

自分の「体の感じ」が分かるでしょうか?

何に、気づき(awareness)ましたか?


何回かくり返してみましょう。

そのたびに、違う自分を感じられるかもしれません。


注意 これを数人で集まってやると、怪しい宗教団体のように見えます。
誤解されないように注意しましょう。)