実践の観察

 さて、ここまで戻ってみました。

 創の中央にはエスカーがあり、創の底にはスラフがありますが、辺縁の肉芽は良い色をしています。

 つまり、この時点ですでにこの創は健康な治癒過程にあります。

 この写真で重要な点は,中心のエスカーと創縁の肉芽の間の組織がなくなっていることです。

 この創の中で、もっとも反応が強かったのは、圧のかかったであろう創の中心でしょうか?

 いいえ。
そこは壊死しているとはいいながら、まだ残っています。

 では、応力が最も大きかった創の底でしょうか。

 いいえ、
そこはまだ喪失されていないからエスカーがつながっています。

 この創の中でもっとも反応が強かったのは、創の辺縁の肉芽の内側にあった真皮と皮下組織です。

 では、この前の時点では、皮膚はどのようになっていたでしょうか?