実践の観察

 創の大きさと写真の傾きを合わせました。

 左の写真で赤丸で囲っているところは表皮がなくなって真皮が見えている状態、つまり糜爛です。

 真皮が生きていますから、毛孔から表皮が伸びてきます。

 右の写真では、表皮が再生しています。

 左側の黄色の丸の中は、右側では完全に組織がなくなっています。

 同じ壊死でも青で囲んだ中心部は残るのに黄色で囲んだ辺縁はなくなっているのです。

 もし、「血流がなくなったことで組織が壊死になる」としたら、もっとも応力がかかる青で囲んだ中央がなくなるはずです。

 実際の褥瘡を観察してわかることは、

応力や虚血が
直接、組織を破壊するのではない

ということです。
 では、なぜ黄色の丸の中の組織はなくなってしまうのでしょう。