何が起こったかわかりましたか?かならず、実験してください。
ここでは、何が起こったのかは詳しくは解説しません。
試してみればわかることです。
試さないで、頭だけで考えて話す人は、この実験の意味を理解していません。
良くわからない人は、「相手を楽にしようとしている」、「何が起こるのかを考えている」、「感じなければいけないと思い込んでいる」かもしれません。
ひょっとしたら、「考えること」が「感じること」を邪魔しているかもしれません。
「今、ここで」起きていることを、「あるがままに」感じて受け入れるだけです。
これはセンサリーアウェアネスのワークの中にあったものを応用しました。
実験はパートナーと交代で、右か左の片方だけでやってください。
両側をやってしまうと、「違い」という大切な情報を失ってしまいます。
何が起こったのかを感じたら、次のことを思い出してください。
行動サイバネティクスでは、人間はほかの人間の動きを倣(なら)うと見ています。
真似して自分にあった動きを発見します。
自分が何をしているのかを、インタラクションの相手から来るフィードバックで知ります。
構成主義の教育では、教師は生徒の環境として、生徒の行動に対してフィードバックを返すことで、生徒が発見して学習することを助けます。
ゲシュタルト療法では、クライエントに見えていない「地」の部分に注意が行くようにセラピストが介入します。
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