ア そうかし ら。
エゴとは何なの、まったくわからない。わからない。 ド 椅
子に戻りなさい。もう一度やって。 ア いいわ。
くそっ、く そっ。 ド 椅子に向かって声を出して。
自分の声について話すん だ。 ア 椅子に向かって声を・・・?
わたしの声は美しい。
一度、ラジオショーに出たことがあるわ。
きれいな声よ。
生き生きとして、面白くて、きれいで、低くて、知 的で・・・。声を聞けば、その人の生活と家柄がわかるわ。
ああ、いい声よ。
それだけじゃないわ、この声のおかげでほかの人とかなりうまくやってきたわ。
何 かするときにもこの声が役立った。
みんなこの声に耳を傾けてくれた。
この声が・・・(声が変わる)
声がコントロールされて抑えつけられている・・・。 ド 自分が
コントロールされて、抑えつけられている。 ア 自分がコント ロールされて抑えつけられている。
わたしが声で、声が・・・。 ド
わたしが声。 ア オーッ、わたしが声、ね?。
ド そう、あんたが声だ。 ア 自分がコントロールされて、抑制されている。
わたしが抑え役をしている。
自分でやっているのね。
わかったわ。
声と一緒に何ができるかわかるわ。
やりたいと きに、やりたいことのためにどうやって声を使えばいいのか、わたしはわかっている。違う? |