足について その2

 距骨の動きを前から見てみましょう。

 距骨の広い部分は前にあります。

 ですから、距骨の前がソケットに入るときは、足先を上げたときです。

 つまり、足先を上げて踵を下げたときには、足はしっかり固定されグラグラしません。

 逆に足先を下げて踵を上げたときには、足は固定されず上下左右に動かしやすくなります。

 距骨が脛骨・腓骨で作られるソケットの中で、「すべって転がる」ことが足首の動きの特徴です。