足について その2

 距骨を頭側つまり上から見たところです。

 脛骨と接する関節面を水色に塗りました。

 関節面の前側は広く、後ろ側は狭くなっています。

 たいしたことではないように見えますが、実はとても大切なことです。

 距骨は脛骨と腓骨でできるソケットの中に入っています。

 ですから、広い部分がソケットの中に入ると、距骨はしっかりと固定されます。

 逆に狭い部分がソケットの中にはいると、距骨は前後左右に動きやすくなります。