前のページでお見せしたように、危機理論は実は「適応までの理論」です。
危機を乗り越えた人は、エリートだと思います。
でも、実際には「危機」への対処法として、「逃避」して死を選ぶ人もいます。
わたしは自殺を勧めるものではありませんが、「自殺を選ぶほど、心が苦しい」という状況があることは認めます。
自殺した人は、「そんなに苦しい状態であった」と認めます。
キリスト教なら自殺は認められません。
仏教なら、「仕方がなかったんだね」と受け取られるかもしれません。
今までの見方を変えて、社会的に受け入れにくい結末さえもプロセスとして認めることもできるかもしれません。
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