さて、楽しめましたか？ 　このマジックは、「どうです。すごいでしょう」と言うためにお見せしたのではありません。 　このマジックを見たときに、あなたは何を感じ、考えたでしょうか？ 　マジックを見ると、「だまされた」と思って怒る人がいます。 　また、コンピュータに仕掛けがあるのかと思い、裏側をのぞく人がいます。 　ブラウザを操作して、今のマジックをくり返してみる人もいるかもしれません。 　あきらめて、このページも読まない人がいるかもしれません。 　一度見ただけで、何が起こっているか、わかったかもしれません。 　また、未だにわからないかもしれません。 　「不思議だ」と思った人も、「俺はだまされなかった」と思った人も、習慣的判断をしています。 　この「マジック」のネタは、カードではありません。 　「言葉」にあります。 　「インターネットの進歩はめざましいものがあります。 　今、あなたの覚えたカードをインターネットを通してスキャンできるかもしれません。 　覚えたカードの絵柄を、頭の中に描いてください。」 　「あなたの覚えたカードがありますか？ 　これらの文章の中に、だましたり、嘘をついたりしているところがありますか？