「マジックはインチキをしてだましている」という人がいます。
そのように思う人は、そう思ってもよろしいでしょう。
マジックは見た人の中で価値が作られるものですから。
しかし、良いマジシャンはただ、「日常的でない体験をして、楽しんでもらいたい」と思っているだけです。
けっして、だましてお金を取ろうというのではありません。
わたしの師匠は、「マジックをやって、どうだ自分の方がえらいだろう」なんて言うのは、マジシャンではない」と言います。
そのとおりです。
マジックを見るときのコツは、そのときのあるがままを楽しむ」ことです。
「タネをあばいてやろう」という人がいますが、疲れるだけです。
そんな人がいるところでは、マジシャンはネタのばれるようなマジックはしません。
では、楽しんでみましょう!
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