Sense Relaxation
センス・リラクゼーション

 エサレン・インスティチュートで、セルバーがセミナーを行なっていたときに、バーナード・ガンサーという人がいました。

 ガンサーはセルバーが、センサリー・アウェアネスの中で行なったやり方を用いて、セルバーのセンサリー・アウェアネスより、はっきりしたものを伝えるセミナーをやりました。

 男女間の性的な感覚を刺激するようなやり方を好みました。

 セルバーはインスティチュートのオーナー、ガンサーを含めて、話し合いを持ち、ガンサーは「センサリー・アウェアネス」の名前を使わないこととなりました。

 1969年、ガンサーが出版したのが"Sense Relaxation"です。

 詩のような文体で、人間という存在の特徴や、文化、感覚が語られ、セミナーの様子が写真で載せられています。

 確かに、センサリー・アウェアネスより性的です。

 エサレン・インスティチュートでは、エサレン・マッサージの名のもとに受け継がれています。
 
 ガンサー自身は、エサレンの後は、インドに行って、今はアメリカでカウンセリングをしています。

 猫にはまっているようで、「猫によるアウェアネス」なんてことも言ってます。

 さすがにここまではついて行けません。