筋肉の緊張を低下させる 2

 何が起こったかわかりましたか?かならず、実験してください。

 ここでは、何が起こったのかは詳しくは解説しません。

 試してみればわかること
です。

 試さないで、頭だけで考えて話す人は、この実験の意味を理解していません。

 良くわからない人は、「相手を楽にしようとしている」、「何が起こるのかを考えている」、「感じなければいけないと思い込んでいる」かもしれません。

 ひょっとしたら、「考えること」が「感じること」を邪魔しているかもしれません。

 「今、ここで」起きていることを、「あるがままに」感じて受け入れるだけです。

 これはセンサリーアウェアネスのワークの中にあったものを応用しました。

 実験はパートナーと交代で、右か左の片方だけでやってください。

 両側をやってしまうと、「違い」という大切な情報を失ってしまいます。

 何が起こったのかを感じたら、次のことを思い出してください。


 行動サイバネティクスでは、人間はほかの人間の動きを倣(なら)うと見ています。

 真似して自分にあった動きを発見します。

 自分が何をしているのかを、インタラクションの相手から来るフィードバックで知ります。

 構成主義の教育では、教師は生徒の環境として、生徒の行動に対してフィードバックを返すことで、生徒が発見して学習することを助けます。

 ゲシュタルト療法では、クライエントに見えていない「地」の部分に注意が行くようにセラピストが介入します。

pre next

Valid HTML 4.01!