介助の「力」

 誰かを手伝うときも同じです。手伝うのに必要な力はエネルギーとして、相手のシステムに入ります。

 そして、相手がやりたいことをするのに足りない「力」を補います。

 そして、補って余った「力」は相手のシステム内部に「変化」を作ります。

 これは相手に動くべき方向を示す「情報」になります。

 もし、それでも「力」が余ったら、ノイズになります。


 「さあっ、立ち上がってみよう、手伝うよ」

 「待って、そんなに引っ張らないで、そんなに速く動けないわ」


 しばしばあることです。

 善意で行動しようとするなら、「自分が何をしているのか」を感じなければなりません。

 
自分の「内側の世界」におきていることを理解して初めて「外側の世界」を知ることができ、他の人の「内側の世界」に情報を作り出せるようになります。