ボスの怒り

 フレームもコンテクストも、それを意識してコミュニケーションしているときには、大変役立つものです。

 ただし、多くの人はフレームもコンテクストも意識していませんし、使おうとはしません。

 「自分が何をしているのか」分からないことが多いのです。

 「自分を忘れている」ひとが多いのです。

 
ボスの怒り

 「なんだっ!その態度は!」

 「何もしていないじゃないですか!」

 「何もしていないことはないだろう!」

 「私が何をしたって言うんですか!」

 「それだっ、その態度が悪いと言っているんだっ!」

 良くあることです。

 このとき、フレームやコンテクストを考えれば、もう少し楽に生きられるかもしれません。

 そのために、大切なことは「自分のやっていることに気づくこと 」です。

 これがセンサリー・アウェアネス、フェルデンクライス・メソッド、アレクサンダー・テクニーク、キネステティクの目指すところです。