これは、先ほどの黄色のグループから、一つを取り出して、ピラミッド状に階層化したものです。
インタラクションの数は、さらに減ります。
これが、会社などの組織です。紫が社長、黄色が重役、青、赤、緑が、営業、開発、経理のような各部になります。
社長が指示を出しているようにも見えますし、重役会が牛耳っているようにも見えます。
また、トップと、末端からの圧力が、中間管理職にかかってくるのも理解できるでしょう。
構成要素が多くなれば、ますます、階層化の効果が現れます。
社員の多い、大企業でピラミッド構造ができ、ほかの部の社員の顔も名前もわからないのは、組織の機能化のためなのです。
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