はい、また戻って、ワークをしてみましょう。

あなたの「体の感覚」は眠っているのかもしれせません。

 赤ん坊の時は、「体の感覚」を持って生まれています。

 でも、社会の中で、国の文化、地域の文化、家族の文化、そして自分自身の文化である生活習慣によって、その「体の感覚」は、言葉による束縛を受けています。

 「自分は頭で考えたとおりに動いている」と思いこんでしまうのです。
 
 習慣はなじんでしまうと、居心地の良いものです。

 しかし、習慣にどっぷりつかってしまうと、「変化」による楽しみがありません。

 センサリー・アウェアネスも、アレクサンダー・テクニークも、フェルデンクライス・メソッドも、習慣を変えてみることの楽しさを味わうチャンスを与えてくれます。

 もう一度、戻って、ワークをゆっくり、注意深く、「今、ここで」何が起こっているかを「感じながら」やってみましょう。

 考えてはいけません!

 考えると言うことは、「言葉のマジック」に引っかかる可能性を高めます。

 「感じる」ためには、「考える」必要はありません。「考える」のは、「感じた」後なのです。

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