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Tensegrity は「テンセグリティ」と読みます。
Tension(張力) と Integrity(統合) から作られた言葉です。
Tensegrity は「押し」と「引き」が協力して、強度を増す性質をさします。
右の物体を見てください。
3本の棒とゴムひもでできています。
よく見ると、棒はそれぞれ接触していません。
しかし、立体を作っています。
ゴムひもの張力 tension=「引き」が、棒の「押し」と協力して、一つの統合( intedrity ) された形を作っています。
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上のアニメーションをイラストにしました。
棒は頂点を「押し」ています。
棒の「押す力」を赤い矢印に置き換えました。
黒いゴムひもは「引く力」=張力です。
つまり、「押す力」と「引く力」のバランスにより、この物体はできています。
ここで、「押す力」は棒でなくても良いのです。
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棒の代わりに、空気で押すこともできます。
紙風船をふくらませるときには、空気で頂点を押しています。
ゴム風船は、頂点の数を無限に多くしています。
そして、その無数の頂点を絶えず内部の空気の圧力で押しているのです。
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かつての富士山頂気象観測レーダー
(現在は富士吉田市で富士山レーダードーム館として保存されています)
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上のイラストを見ていると、レーダードームの一部を思い出しませんか?
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