期待不安と現実不安
フロイトの時代 3

 1870年、隣の国のプロイセンはフランスに進軍し、勝利します。

 1871年、ヴェルサイユ宮殿で、プロイセン国王、ヴィルヘルム1世はドイツ皇帝戴冠式を挙行しました。

  ここにドイツ第二帝国が誕生しました。

 しかし、オーストリアは帝国から仲間はずれのままです。


 
この後、ビスマルクは周辺諸国と同盟を結び始めました。

 ドイツはフランス以外の国と仲良くして、ヨーロッパの中でフランスを孤立させることで、ドイツに対する不満が出ないように振る舞いました。

 このようにして、ヨーロッパでは、政治的緊張を保った小康状態が得られました。

  しかし、フロイトの住む国、オーストリアは仲間はずれでした。


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