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老人になると、「力」が少なくなり、「内側の空間」も少なくなります。
では、その状態で動くには、何を使えるのでしょう?
そうです。
まず、「時間」を使えます。ゆっくりした動きになります。
そして、「外側の空間」を使えるのです。
老人になると、体を前に大きく倒して骨盤を前に傾けます。
そして、よっこらしょと立ち上がります。
「内側の空間」を使えない老人は「外側の空間」をたくさん使います。
若者は前にちょっと傾いたら、そのまま立ち上がります。
「内側の空間」をたくさん使う若者は「外側の空間」を少ししか使いません。
左のアニメーションを見て、自分の体で確認してください。
これが「『空間』は『内側の空間』と『外側の空間』の和である」という意味です。
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