ラバンは「時間・空間・重さ」と表現し、キネステティクでは「時間・空間・力」と表現します。

「重さ」と「力」はどこが違うのでしょう?
重いものを持ち上げるのには、大きな「力」を使います。
軽いものを持ち上げるのには少ない「力」ですみます。
人は自分の腕や腰にかかる「力」の変化で「重さ」をはかっています。
人間が感じる世界では「重さ」と「力」は同じものを示しています。
というわけで、ここから「重さ」を「力」と読み替えます。
物理学では、重量、質量、重力とさまざまな物理量が規定されています。
重量、重力は測定器で測定できます。
それらから、質量を計算で出せます。
しかし、これらは物理量です。
人間が直接感じるものではありません。
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