前腕の軸と先端

 多くの人は「中指の先が手の先端」だと思っています。

 ですから、中指の先と肘を結ぶ線を回転の軸にします。

 ドアを鍵で開けるときには、このようにして前腕をねじります。


 じつは、小指の先から肘までを回転の軸として前腕をねじることができます。

 あなたが本を読んで、ページをめくるときには、たぶん、この軸を使っています。

 このとき、「小指の先が手の先端だ」と感じるかもしれません。
実験

 上の2つのアニメーションの動きを自分の腕で試してください。

 どちらが、楽で安定していると感じられますか?

 自分の腕の重さをどこに感じるでしょうか?