やりすぎの介助・押しつけの介助

おまけ

 多くの介助者が「介助」を「何かしてあげること」だと思っています。

 そして、やりすぎます。

 「四肢麻痺の人に立つことの楽しさを与えたい」などと考えたりします。

 わたしはそのような考え方は、とても傲慢だと思うのです。

 ホッファー氏の例を見て思うのは、「立ちたいと思う人が立てないときに、一緒に動いて必要なコントロールを共有することが介助になる」ということです。

 本人の望むことを、一緒になって楽しむことが、介助になります。

 ホッファー氏は強制的に「立たされた」のではありません。

 自分で立とうとしたときに、手伝ってもらったのです。

 「トイレに行かさなきゃならないから、立たせなければならないんです」というときに、介助はできません。

 それは介助者の要望、願い、思いこみ、都合、押しつけです。

 そんなときは、被介助者に、「わたしのために動いてください」とお願いすることです。

 意外と効果があるかもしれません。特に老人や認知症の方には・・・。

 少なくとも、試して損はありません。