関節突起に指を当てて、口を開けると指は前に移動します。口を閉じると指は後ろに移動します。

 つまり、顎が下がると、関節突起は前に、顎があがると関節突起は後ろに移動します。

 多くの人が「顎は顎関節を中心に上下に動く」と思っています。

 しかし、顎は顎関節を中心にして動くのではありません!

 試しに、顎関節を中心にして顎を動かして、口を開けてみてください。

 苦しくありませんか?

 もし、「こんな開け方では苦しい」と思ったら、楽に口を開けられるやり方を探ってください。

 力を入れる必要はありません。

 「アー」と楽に声を出せるくらいの口の開け方を探るだけでよいです。