左のアニメーションを見てください。

 前のページの実験をしています。

 途中で一度止まっています。

 止まったところは、腰椎が前に曲がりきったところです。

 その後は、股関節が屈曲することで、骨盤が前に傾いています。



 多くの人が、「腰を曲げてお辞儀をする」と思っています。

 しかし、じつは体の中で一番良く曲がるのは、股関節です。

 脊椎自体の前屈の範囲は、思っているより、ずっと狭いのです。

 自分の体を「腰で曲げられる」と誤解して一生を過ごす人は、自分の腰椎を自分の力で変形させてしまいます。

 そして、念願かなって、「腰で曲がる」ようになってから、「腰が曲がってしまった」と嘆きます。