わたしは鬱である

 わたしは鬱である。

 食欲もない。

 以前なら、三杯は食べただろうラーメンも一杯で十分である。

 おかずとして注文した餃子の最後の一個を食べるときには、ご飯など食べたくなくなる。

 これは鬱の症状である。


 また、朝、目覚ましが鳴ってから起きるのが苦手である。

 目覚ましが鳴ってから起き上がらなくても良いように、その前にベッドの上に座って目覚ましが鳴るのを待っている。

 だから、目覚ましが鳴っても起きることはない。

 すでに起きているのだ。 

 このくらい、目覚ましが鳴ってから起きるのが苦手である。