体の緊張が高いということは、骨に接する部分の直下が、「硬い筋肉」だということです。
前のページで示したスポンジの中に煉瓦を入れたと同じことが起こります。
骨に接する軟部組織にかかる圧力は硬い筋肉に遮られて広がっていきません。
当然、骨に接する軟部組織が押しつぶされ血流は悪くなります。
応力とは、「外力に応じて生じた内力」であると、説明しました。
しかし、正確には「応力とは外力と内力に応じてシステム内に生じた内力」です。
応力は接触圧やズレのような外力だけでなく、「体の緊張」という内力により変化します。
「体の緊張」は内力です。
ですから、体内の応力を減少させたければ、内力である「筋肉の緊張」を低下させなければなりません。
実は、もっと大きな理由があります。
そして、こちらの方が大きな影響があります。
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