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コンピュータは情報を扱います。
このページもインターネットを通して、サーバと呼ばれるコンピュータから、あなたのコンピュータに送られています。
コンピュータにとって、情報は0と1の組み合わせです。
たとえば、ASCIIコードと呼ばれる規則では、
大文字のAは 01000001です。
小文字のaは 01010001です。
左から4つめが0か1かで、Aか、aかが決まります。
今、ここで数字を使って0か1かを示していますが、数字である必要はありません。
バラでもかまいません。 |
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「違い」は左から4つめにあります。
「違い」が「情報」になります。
それなら、両方とも花である必要はありません。
矢印その他でも良いのです。
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この例の規則は、「矢印と矢印でないもの」との「違い」です。
A と a の「違い」は左から4つめが「矢印と矢印でないもの」との「違い」があることです。
もちろん、矢印の向きを「違い」と見ることもできます。
読まれる情報は、どんな規則で記号を読むかにかかります。
ぐちゃぐちゃに見える中から、「違い」を見つけることで、情報が得られます。
「違い」を見つけるには、「違い」が知覚されなければなりません。
ですから、「違いの分かる違い」が情報になります。
たとえ、「違い」は存在していても、それが観察者に知覚されなければ、「情報」になりません。
横にジョディ・フォスターがいても、気がつかなければ、いないことと同じなのです。
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