![顔の筋肉](logo1126.gif) |
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顔には表情を作る筋肉がたくさんあります。
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前頭筋は、後頭筋とともに額の横シワをつくり,眉毛を挙げます。
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眼輪筋はまぶたの開きをすぼめます。
まぶしいときには前頭筋その他の顔面筋を同時にゆるめて、目をすぼめます。
眼輪筋が収縮すると、周りの皮膚を引っ張ります。
とくに目尻の皮膚を引っ張りシワを作ります。
年を経ると、「カラスの足跡」をつくります。
まぶたのところは、ゆっくり意識的に動かせますが、まばたきして黒目の上を通過するときは、意識して調節はできません。
眼輪筋が収縮弛緩をくり返すことで、涙嚢から涙が押し出され、涙管に吸い込まれます。 |
上唇挙筋は上唇を引きあげます。強く収縮すると上唇がまくれあがります。
そのときには、鼻翼の一部が引かれます。試してください。
この筋肉は唇の皮膚についています。
その反対側は上顎骨や頬骨についています。
この筋肉が唇を巻き上げない程度に収縮すると、「悲しい」顔になります。 |
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大小頬骨筋は唇の端を外側の上に引きます。
「ニヤリと笑った」顔になります。
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![](femake_face.jpg) 笑筋は唇の端を横に引きます。
強く収縮すると、「えくぼ」ができます。
この筋肉は咬筋を覆う筋膜から唇の角につながっています。
「イーッ」と声を出して、唇を引きながら、咬筋に指を当ててください。
緊張しているでしょう。
「コンパニオンをして、1日中、愛想笑いをしていたら顎が痛くなった」という女性がいました。
笑筋を酷使し、咬筋で支えていたのでしょう。
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口角下制筋は唇の端を内側の下に引きます。「口をへの字に曲げる」ときに使います。
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広頚筋は顎の下の皮膚に張り付いています。
他の表情筋は皮膚と皮膚以外のものをつないでいますが、広頚筋は皮膚と皮膚をつないでいます。
他の組織についていません。
皮筋と呼ばれる種類の筋肉です。
口角下制筋の延長になります。
ですから、口を強くへの字に曲げると、首の皮が突っ張ります。
多くのほ乳類は皮膚に付属の薄い筋肉の層があります。
皮膚をぴくぴく動かすのに役立っています。
広頚筋はその名残りです。
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下唇下制筋は下唇をやや外側の下に引きます。「皮肉」な表情を作ります。 |
オトガイ筋は下唇を下に引き突き出します。
同時に顎の先端であるオトガイにエクボをつくります。
「疑いや軽蔑」の表情を作ります。
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鼻筋は、「はなすじ」とは読まずに、「ビキン」と読みます。
鼻をヒクヒクさせたり、鼻孔を広げます。奥様がやると魔女になります。 |
鼻根筋は鼻の根に横シワをつくります。
「嫌悪感」を表現できます。
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