また、キック・ミーが出てきました。
患者さんは、失敗して、「だめなやつだ」と思われるより、やらないでできないというほうが、マシだと思っています。
「自分の能力を過小に評価すること」が、「失敗する」ことより良いことだと思いこんでいるのです。
それどころか、「失敗は絶対的な悪だ。失敗するやつは、この世に存在する価値はない」と思っていることもあります。
だから、失敗するより、はじめからやらないでおこうとします。
そのためにいろいろな理由をつけてきます。