テレビゲームを考えてください。
やっている最中は、おもしろいと思っています。
時間を忘れるほど熱中します。
しかし、ゲームがクリアされると、「えっ、これで終わり?続きはないの?」と思います。
なにやら肩すかしを食ったような変な感じを受けます。
長い時間をかけて、ゲームを終えたのに、現実は何も変わりません。
ゲームを始めたときと同じなのです。
現実は何も変わらず、時間だけが消費されます。
これが「ゲーム」です。
ゲームの賞品は、「不快感」です。