「落ち込み」によって、心の活動を停止し、「心のエネルギー」をためます。
「心のエネルギー」が回復すると、「何かをしよう」とします。
このときに、すでにうまくいかないと判明している古い行動様式にこだわる人がいます。
新しいものは、未知ですから、どのように対処して良いかわかりません。
古いやり方は、良い結果がでないとわかっていても、「安心して行える」という利点があります。
どのようにして良いかわからない未知のやり方よりも、うまくいかないとわかっている既知のやり方を選ぶのです。
そのようなやり方をして、良い結果を出すには、新しいやり方をする周囲を変えなければなりません。
当然、周囲との軋轢が生じます。
これが「敵対」です。
あたらしい方法には、常に「反対勢力」ができます。
これは社会的人間として当然のことなのです。
また、新しいと思っていることが、正しいことでなく、しばらくすると「反動」が来て押し戻されることは頻繁に見られます。
政治でも、学会でも同じことです。
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