前のページでは、音楽によるコミュニケーションのことを書きました。
音楽はコミュニケーションだということは、何となく感じていることでしょう。
そして、音楽の音の大きさというものが、大きな要素になっているとも感じるでしょう。
音の「大きさ」は「力」です。
コミュニケーションには、「力」というエネルギーが大きく関係します。
認識論のところで示したイラストを再掲しました。
AがBを押したときの状態像です。
AがBを押すと、その「力」はエネルギーですから、Bの内部に変化を起こします。
「力」により作られた「内部の変化」が「違い=情報」になります。
コミュニケーションの時には、「情報」だけを作り出したいのです。
もし、「情報」を作るのに必要な「変化」を起こす以上の「力」をBに与えれば、どうなるでしょう。