距骨は踵骨の真上にはありません。
ちょっと内側にずれて踵骨の上に乗っかっています。
舟状骨の前には、3個の楔状骨があります。
内側、中間、外側楔状骨と呼ばれます。
距骨、舟状骨、踵骨、立方骨、3つの楔状骨の7つの骨を足根骨と呼びます。
脛骨・腓骨と、踵骨、立方骨、舟状骨、楔状骨は筋肉でつながっています。
しかし、距骨だけはどんな筋肉にもつながっていません。
つまり、距骨を筋肉の力で動かすことはできません。
距骨は脛骨、腓骨、踵骨、舟状骨の4つの骨を円滑に動かすための、ボールベアリングのような存在です。
距骨は他の4つの骨の間で転がります。
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