ストーマケアと心理


 じぶんのしていることに「きづく」ことは、他の人がしていることに気づくためのタネになります。

 多くの人が、自分の行動が周りに影響し、その反動で自分が苦しむことに気づきません。

 自分がしていることと、自分がしていないことの境がはっきりすると、自分自身のオリエンテーションがつきます。

 オリエンテーションがつくと、行動の意味をつかんで、楽に生きられるかもしれません。

 ゲシュタルト心理療法を作ったフレデリック・パールズは、心理療法の前に、クライエントに自作の詩を朗読させました。

 上に掲げたのが、その「ゲシュタルト」という詩です。

 最後のフレーズが、とても大切です。

 「わかりあえなくても、それもよいこと」なのです。