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どうでしたか?すべて同じ感じだったでしょうか? 私はここで説得しようとは思いません。 ただ感じてほしいのです。 このような「小さな体位変換」をすることは、体全体に影響しているのかもしれません。 このような「小さな体位変換」は、そんなに大きな「力」を必要としないでしょう。 コミュニケーションのページに書いたように、「情報」を伝えるためにはできるだけ小さな「力」の方が望ましいです。 「小さな体位変換」は「体を少し動かしてみましょう」というメッセージをはっきりと伝えられるのではないでしょうか? 「小さな体位変換」なら、ちょっと病室に行ったときに、簡単にできるのではないでしょうか? 「小さな体位変換」なら体位変換のためにバスタオルを敷かなくてもよいのかもしれません。 従来のような「大きな体位変換」を2時間ごとに行うよりも、もっと頻回に小さな体位変換をする方が患者さんはよく眠れるかもしれません。 もちろん、このような「小さな体位変換」は形だけで行うことはできません。 体位変換される人の体の緊張、動きの程度を感じるという能力を磨かなければなりません。 でも、それこそが専門家の技能というものではないでしょうか? |
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